特徴
肝臓水解物は、天然の良質なレバーに消化酵素を加えて加水分解し、効率よく栄養を取り入れるために、アミノ酸やペプチドの形にしたもの。人の胃腸の代わりにあらかじめ細かく分解してあるので、消化吸収しやすくなっています。
作用
肝臓は過酷な仕事をしながらも、非常に高い再生能力を持っています。その再生に必要なのがアミノ酸。肝臓水解物には必須アミノ酸をはじめとする合計18種類ものアミノ酸のほか、細胞が作られるときに必要な「核酸前駆物質」が含まれているため、細胞の生まれ変わりを効率よくサポートできます。
エネルギー産生栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する有機化合物。20種類あるが、ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成できない。
エネルギー産生栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する、20種類の有機化合物のこと。ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成することができません。人体を構成する要素としては60%を占める水に次いで多く、残り約40%のうちのおよそ半分を占めています。20種類のアミノ酸のうち、人や動物が体内で作ることのできない9種類を必須アミノ酸、体内で糖質や脂質から作り出すことのできる11種類を非必須アミノ酸と呼んでいます。
必須アミノ酸はイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、非必須アミノ酸はチロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンとなります。
必須アミノ酸はたんぱく質として食事から摂らなければなりませんが、通常の食事をしていれば不足することはありません。
厚生労働省 e-ヘルスネット アミノ酸
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-001.html
(2019年6月12日 確認)